すべてはバナナのもとに集い、バナナのために戦い、そして死んでいったが、結局そのバナナを記憶する者は僅かだ。

毎度毎度のことだが、久しぶりのブログ更新だ。
気付けば、2013年も終わりつげ、2014年に突入し、無事に人類が滅亡することもなく
新しい人は生まれ、古い人は死んで(大瀧さん!)、
中くらいの人は相変わらずキーボードをタイプして
文字を打ち込んでいるわけだ。



去年は新アルバム『Banana Games』(以下"バナゲ")をリリースすることができ、
まずそのことをブログにて書くべきだったと悔やんでも悔やみきれず、
光陰矢の如し、淫行は不純異性、寒さのせいで咽喉を痛めないようにしたい。
とにもかくにも「バナゲ」は傑作であるので、未だ耳にしていない人は聴くべし。
そして、JAPにもこんなF&G(aka Funky & Groovy)な歌手がいるのだ、
とハッときた人はライブにも足を運んでほしい。
というわけで今日、ブログを更新している本来の目的に近づいてきた。
そう、バナゲ発表を記念して、レコ発(もしくはリリパ。お好みの方で。
でも、俺はレコードを発表してないな!)
を行うのです。以下詳細。



1/31(金)
藤井洋平『Banana Games』発売記念ワンマン公演
場所:渋谷ラスト・ワルツ
料金:前売り2000円、当日2500円(ドリンク別)
開場:18:30
開演:19:30
出演:藤井洋平 & The VERY Sensitive Citizens of TOKYO + 荒内佑(key)



予約は↓まで!plz!
lastwaltz@shiosai.com



てなかんじで、ワンマン・ライブなわけ。
アルバムを再現したいとおもい、いつものtVSCoTに加え、
アルバムにも参加してもらった荒内くんにもライド・オンしてもらう。
当初は誰か共演者を探すということも考えたけれど、結局はやめた。
でも、ワンマンっていうのは特別にリアルでマジでスペシャルなものだ。
前のアルバム『この惑星の幾星霜の喧騒も、も少したったら終わるそう』(なげえよ!)
をリリースしたときに、阿佐ヶ谷のrojiでやらせてもらったのだけれど
(震災の一週間後!この糞ブログを検索すれば、そのときの記事があるのじゃないかな?)
なんせ会場にいる全ての人が自分(達)のパフォーマンスを目撃しに来ているんだ。
スペシャルにならない理由があったら、教えてほしい、誰かサムバディ。
そうして、去年、少なくないオーディエンスの前で演奏してきて、人生の半分くらい過ぎて
おもったのは、演者にとって観客は大事だってこと。
「んなこと、たりめえだよ」とつい自分の中の江戸っ子が突っ込みを入れてくれるけれども
これまで、「ライブと戦場は同義語である」と日本の誤った戦後教育を受けてきた自分にとっては
とても新鮮なことなのです、わ。

(もちろん、未だに舞台は戦場であり、その緊張感があるから遣り甲斐もあるのだし、
自分が生舞台に求めるのは戦場的なテイストで、演者には攻めて攻めて攻めて欲しい。
しかし、バイオレントな舞台を見たい、というわけじゃない。
そんなに馬鹿じゃない)

このことを「お客様は神様です」という言葉に収斂させることも可能かも知れないけれど、
それじゃあ面白くないので、僕は
「ギブ&テイク、50/50の素晴らしい関係じゃん」と表現したいとおもう。
どちらがギブして、どちらがテイクするのか、ではなくて
双方ともにギブとテイクが循環してるかんじ。
自然の摂理のごとく、とつい口をついてしまいそうになるが、これじゃスピり過ぎだ。
(大げさな言葉を弄する奴は信用するな!)



それと、も一つお知らせしたいことがあって、
1/19の日曜日にタワーレコード新宿店にインストア・ライブやります。
この日は一人で、最近のピン・ライブでは定番のカラオケという
ドメスティックなミュージカル・フォームを駆使した
演奏を交えてつつ、やります。
時間は昼の12時からと早い!けれど、みんな集まってくれたら、
とても嬉しいし、すげー嬉しいです。
あ、観覧はもちろん無料です。そんでタワレコでバナゲ買ってくれた人には
サイン会と特典の引き換えがあるそうな。



それではエビバデ、いずれかの日に、もしくは両日、どうかよろしく!