「まったく実際、これはどうしたことだ。まったく実際」

フォークナー『八月の光』読み終える。
若干救いのある内容であった。あくまで若干であるし、救いがあろうとなかろうと、それになにか重要なことがあるのか?
タイトルにある光については作中でほのかにかんじられる希望のようなものについても言及しているだろうけれど、ジーザスの誕生日に孤児院の前に捨てられた白人と黒人の混血児ジョー(ジョーゼフakaヨセフ)・クリスマスがリンチ(アソコを切りとられる)にあうシーンで「それは光の持つ恥知らぬ残忍酷薄な明るさともいえた」とも。



次は彼の短編集でも読もうかなとおもったけれど、部屋から見つからない。血迷って、プルーストを読もうと手に取ったけれど、怖くて一ページめくっただけで閉じちゃった。



本を読みながら音楽を聴くという行為は自分の脳力(うわ、ごめん)を越えている。よって、最近は音楽をあんまり聴いていない。曲はつくっている。
しかし、ひとつの曲を完成させるためには、ひたすらおそろしい量の詞を書いていかねばならない。多分短い小説を書くくらいのつもりでないといけないのではないだろうか、自分にとって曲というのはほぼ詞を意味しているのかもしれない。その他の要素、メロディだとかハーモニーだとかは、それさえ決まれば、曲がどういう方向に向かっていくかが決まればいくらでもでっち上げることができる。ある意味パズルに似たようなもんで、それに取り組んでいる時は最高にfunに満ちているのだけれど、そこにたどり着くまでがhellだ。
もちろん、音楽を聴いていて素晴らしいメロディ、ハーモニーに心を動かされる瞬間もあるけれど自分が曲がつくるとなると話は別になってくる。果たして自分が人前で演奏するに値するものであるかどうか。



というような、どーでもいい話はさておき、



NEXT Live is......



2/16(sat)

会場:池袋ミュージック・オルグ
開場:18:30
開演:19:00
料金:ADV2300円 / DOOR2500円 (ドリンク別)
出演:THE PYRAMID / 藤井洋平&The VERY Sensitive Citizens of TOKYO / オワリズム弁慶



2/17(sun)
会場:喫茶ホルン(仙台市青葉区立町26−17−202)
開場:18:30 開演19:00
出演:濱田多聞 with 澁谷浩次、藤井洋平
料金:1200円+ドリンクオーダー


2/22(fri)
【B.A.D.Psychedelic.】
会場:SOUL玉TOKYO
開場:20:00
料金:\2000/1drink
LIVE- 藤井洋平&The VERY Sensitive Citizens of TOKYO、LUVRAW&BTB
DJ- panparth、Sports-koide

二回目のバッド・サイケデリックの詳細も決定。今回はLUVRAW&BTBが共演、おそらく最高にファンキーでいかがわしい夜になるんじゃないだろうか?